帰国日も台湾を楽しみたい。でも、スーツケースを持ったままの街歩きは大変ですよね。
そんなときに知っておきたいのが、台北駅で搭乗手続きと荷物の預け入れを先に済ませられる「市内チェックイン」です。私はスターラックス航空で帰国する際に利用しました。大きな荷物を手放してから動けるので、最終日の過ごし方がぐっと楽になります。
この記事では、実際の手順に加え、対応航空会社や締切時間など、利用前に確認したい条件をまとめます。
情報確認日:2026年9月25日。利用条件は変更されることがあります。出発前に、利用する航空会社の最新案内もご確認ください。
まず押さえたい4つのポイント
- 対象は桃園空港から当日出発する、対応航空会社の便。松山空港発の便は対象外です。
- 場所は桃園空港MRT・A1台北駅の地下1階。台鉄や新幹線の改札ではありません。
- 営業時間は6:00〜21:30。手続きはフライト出発時刻の3時間前までに完了する必要があります。
- 荷物を預けた後はX線検査の完了を確認してから出発。空港での保安検査・出国審査は別途必要です。
台北駅の市内チェックインとは?
通常は空港で行う搭乗手続きと受託手荷物の預け入れを、街なかで済ませられるサービスです。「In-Town Check-in」「預辦登機」という表示が目印。預けた荷物は空港へ運ばれるので、空港で受け取り直す必要はありません。
ただし、すべての航空会社・すべての荷物が対象ではありません。「航空会社」「出発空港」「締切」「荷物の条件」を先に確認しておきましょう。
対応航空会社・営業時間・締切を確認
| 場所 | 桃園空港MRT A1台北駅・地下1階 |
|---|---|
| 営業時間 | 6:00〜21:30 |
| 対象の出発便 | 当日、桃園空港から出発する対応航空会社の便 |
| 手続きの締切 | フライト出発時刻の3時間前までに完了 |
| A1の対応航空会社 | チャイナ エアライン/マンダリン航空/エバー航空/ユニー航空/キャセイパシフィック航空/スターラックス航空 |
たとえば17:00出発の便なら、14:00までに手続き完了が必要です。14:00に台北駅へ着けばよいわけではないので、機械の操作や荷物検査の時間も見込んで向かいましょう。
上記の航空会社でも、便や予約内容、特別なサポートの有無によって利用できない場合があります。共同運航便などは、便名だけで判断せず航空会社へ確認すると安心です。
出典:桃園国際空港「市内チェックイン」、桃園空港MRT「チェックインの流れ」
A3新北産業園区駅とは条件が違います
A3新北産業園区駅にも市内チェックインがありますが、営業時間や対応航空会社はA1と異なります。今回利用したスターラックス航空はA1台北駅が対象で、A3では利用できません。この記事ではA1台北駅での手順を紹介します。
場所は「桃園空港MRT」の台北駅
台北駅は、台鉄・台湾高速鉄道・台北MRT・桃園空港MRTなどが集まる大きな駅です。市内チェックインがあるのは、桃園空港MRTのA1台北駅、地下1階です。
台鉄や新幹線側から向かう場合は、「桃園機場捷運/Airport MRT」の案内をたどり、その後「In-Town Check-in/預辦登機」の表示を探してください。同じ台北駅でも移動があるため、駅に着いてすぐ手続きできるとは考えず、時間に余裕を持つのがおすすめです。

所在地:台北市中正区鄭州路8号。A1台北駅の公式駅案内
実際に使ってみた|搭乗手続きから荷物を預けるまで
ここからは、私がスターラックス航空を利用したときの流れです。機械の画面や案内は、航空会社・利用時期によって異なる場合があります。
手元にはパスポートと予約情報を用意しておきましょう。また、荷物を預けた後も使う財布・スマートフォン・貴重品などは、先に手荷物へ移しておくとスムーズです。
1.自動チェックイン機で搭乗券を発行する
機械で言語と航空会社を選び、案内に沿ってパスポートを読み取ります。予約が表示されたら、搭乗便や入力内容を確認して手続きを進めます。私が利用したときは、日本語の画面を選べました。

最後に搭乗券が印刷されるので、忘れずに受け取ります。操作に迷った場合は、その場のスタッフに確認しましょう。
なお、スターラックス航空では、オンラインチェックインなどで取得した搭乗券を使って、自動手荷物預け機へ進むこともできます。
2.自動手荷物預け機へ進む
搭乗券とパスポートを用意し、案内された機械にスーツケースを置きます。画面の指示に沿って、搭乗券の読み取りや危険物についての確認、パスポートの読み取りなどを進めます。

モバイルバッテリーは預け荷物に入れず、航空会社のルールに従って機内持ち込みにしてください。荷物を機械へ入れる前に、中身を確認しておきましょう。
参考:スターラックス航空のモバイルバッテリーに関する案内(英語)
3.荷物タグを取り付け、引換証を受け取る
荷物タグが印刷されたら、画面の案内に沿ってスーツケースに取り付けます。私のときはスタッフの方が手伝ってくれました。
確認を終えると荷物が運ばれ、受託手荷物の引換証が発行されます。到着地で荷物を受け取るまで、引換証はなくさず保管してください。搭乗券も、この後の空港で使います。
4.荷物のX線検査が終わったことを確認する
荷物が機械の奥へ流れたら、そのまま出発してよいわけではありません。検査状況を確認するモニターやスタッフの案内に従い、荷物のX線検査が完了したことを確認してから離れます。

私が利用した日は確認までスムーズでしたが、待ち時間は状況によって変わります。わからない場合は、スタッフに確認してから移動しましょう。
市内チェックインを利用できないケースもある
駅の設備は、自動チェックイン機と自動手荷物預け機が中心です。空港の有人カウンターと同じ対応ができるわけではありません。
たとえばスターラックス航空では、次のような条件があります。
- 利用する方の条件:ビザの確認が必要な場合や、団体、預け入れるペットがいる場合などには利用制限があります。
- 荷物のサイズ:3辺の合計158cm以内、かつ最も長い辺70cm以内が基準です。
- 手荷物許容量:航空券の手荷物許容量を超える荷物は、自動手荷物預けの対象外です。
- 荷物の種類:段ボール、傘、柔らかいバッグ・バックパック、ベビーカーなども、自動手荷物預けの対象外とされています。
これらはスターラックス航空の案内に基づく例です。航空会社独自の条件もあり、チャイナ エアラインでは非常口座席の利用などにも注意事項があります。特殊な荷物・座席・予約条件がある場合は、駅へ行く前に利用航空会社へ確認してください。
出典:スターラックス航空「Downtown check-in」(英語)、チャイナ エアライン「市區預辦登機」(中国語)
空港では保安検査・出国審査が必要
市内チェックインで済むのは、搭乗手続きと対応する荷物の預け入れです。空港での保安検査、出国審査、搭乗口までの移動は残っています。
また、航空会社や書類の確認状況によっては、空港で係員への確認が必要になることもあります。「市内チェックインをしたら、必ずカウンターに寄らなくてよい」とは考えないようにしましょう。
荷物がなくなった分、観光はしやすくなりますが、空港への移動をぎりぎりにするためのサービスではありません。利用航空会社が案内する空港到着の目安や搭乗締切を優先し、混雑も見込んで余裕を持って向かってください。
出発前には、利用ターミナル・搭乗口・搭乗開始時刻も再確認しておくと安心です。
使って感じたこと|帰国日の身軽さがうれしい
私が利用したときは待ち時間が少なく、手続きもスムーズに進みました。動画でお話ししたように、順調なら10分もかからないと感じる流れでしたが、これはそのときの体験です。混雑や機械の操作によって所要時間は変わります。
いちばんよかったのは、大きな荷物を持たずに、その後の時間を過ごせること。帰国日にまだ買い物や食事を楽しみたい方には、利用条件が合えば便利な選択肢だと感じました。
よくある疑問
松山空港発の便にも使えますか?
使えません。この記事で紹介した市内チェックインは、桃園空港発の対応便が対象です。
朝早い便でも使えますか?
A1の営業開始は6:00で、出発3時間前までに手続きを終える必要があるため、9:00より前の便には利用できません。9:00ちょうどの便も営業開始と締切が重なるため、手続き時間を確保できません。早朝便は空港でのチェックインを前提に予定を組みましょう。
オンラインチェックイン済みでも荷物を預けられますか?
スターラックス航空では、オンラインなどで取得した搭乗券を使って自動手荷物預け機を利用できます。荷物の条件は別途満たす必要があります。他社便は利用航空会社の案内を確認してください。
動画でも手順を確認できます
機械の操作や荷物タグの取り付けなど、実際の動きを確認したい方はこちらをご覧ください。
帰国日の予定を立てる際は、まず対応航空会社と締切を確認。条件が合うなら、荷物を先に預けて、身軽に台湾の最終日を楽しんでみてください。



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