台北MRTのタッチ決済を実際に試した!日本のクレカ・Apple Payの使い方【2026年】

台北MRTの改札でスマートフォンをタッチ決済リーダーにかざす様子。台北MRT タッチ決済の使い方 移動・交通

「台北のMRTに乗るために、悠遊カードは買ったほうがいい?」「日本のクレジットカードを、そのまま改札で使える?」

2026年7月1日から、台北MRTでは海外発行の対応クレジットカードでもタッチ決済が使えるようになりました。日本からの旅行者も、対応するカードやApple Payで乗車できます。

こんにちは、台湾玩玩のよーいぇーです。今回は日本で発行したクレジットカードとApple Payで、実際に改札を通ってみました。動画の体験をもとに、タッチする場所や気をつけたい点を写真付きで紹介します。

情報確認日:2026年9月11日。運賃や対応する決済方法などの最新情報は、各交通機関の公式サイトをご確認ください。

まず押さえたい4つのポイント

  • 対応する日本発行のカードで、事前チャージなしで乗れる。
  • タッチするのは、悠遊カード用とは別の「信用卡」リーダー。
  • 乗るときも降りるときも、同じカード・同じ端末でタッチする。
  • 運賃は通常の片道運賃。クレカ決済には常客優惠やバス乗り継ぎ割引が適用されない。

出典:台北捷運・2026年7月1日のサービス開始案内

台北MRTで使えるクレジットカードとスマホ決済

公式に案内されている国際ブランドは、Visa・Mastercard・JCB・UnionPay(銀聯)・Diners Club・Discoverの6種類です。カードにタッチ決済のマークがあるか、出発前に確認しておきましょう。

対応するデビットカードも対象です。ただし、ブランドが一致すればすべてのカードが必ず使えるという意味ではありません。海外利用の設定や利用制限など、発行会社側の条件も確認してください。

スマホ決済はApple Pay・Google Pay・Samsung Payに対応。対応カードの登録と、必要な発行会社の認証を事前に済ませておくとスムーズです。

出典:台北捷運・クレジットカードの運賃と対応決済/カード利用時の公式注意事項

写真で解説|クレジットカードで改札を通る方法

1.「信用卡」の表示がある読み取り部分を探す

改札には複数の読み取り部分があります。ここが、最初に戸惑いやすいポイントです。

台北MRTの改札。上部にICカード、中段にQRコード、下部にクレジットカード用の読み取り部分がある
撮影した改札では、上がICカード用、中段がQRコード用、下がクレジットカード用です。

クレジットカードは、「信用卡」とタッチ決済マークがある部分にかざします。写真の改札では、一番下にある黒い読み取り部分です。上の悠遊カード用や、真ん中のQRコード用と間違えないようにしましょう。

改札下部の信用卡と書かれた黒いタッチ決済リーダーの拡大写真
タッチするのは下側の黒い「信用卡」部分。QRコードの窓ではありません。

2.カードをタッチして、反応を確認してから進む

使うカードを1枚取り出し、読み取り部分にかざします。改札の表示や音、扉が開いたことを確認してから通りましょう。

実際に使ってみると、読み取り部分がもう少し上にあると、よりタッチしやすいと感じました。悠遊カードと同じ感覚で上にかざすのではなく、先に「信用卡」の位置を見つけておくと迷いにくくなります。

3.降りるときも、入場時と同じカードでタッチする

出口でもタッチが必要です。入場に使ったカードを、出口のクレジットカード用リーダーにかざします。途中で別のカードに替えないでください。

同じカードをApple Payに登録していても、実物のカードとスマホは、入場・退場で使い分けないようにしましょう。スマホで入った場合は、同じ端末・同じウォレットサービス・同じ登録カードで出ます。iPhoneで入ってApple Watchで出る、という使い方も避けてください。

出典:台北捷運・モバイル決済の公式注意事項

Apple Payで改札を通る方法

Apple Payでも、かざす場所はクレジットカードと同じです。悠遊カード用の上部ではなく、「信用卡」の読み取り部分を使います。

台北MRTの改札下部にあるクレジットカード用リーダーにiPhoneをかざす様子
Apple Payも下側の「信用卡」へ。端末の上部を読み取り部分に近づけます。

通常のApple Payで利用する場合

  1. 改札の手前でウォレットを開き、使うカードを選ぶ。
  2. 端末の案内に従い、Face ID・Touch ID・パスコードなどで支払いを認証する。
  3. iPhoneの上部を「信用卡」のリーダーに近づけ、改札が開いたら進む。

ここで必要なのは「支払いの認証」です。iPhoneの設定でFace IDやパスコードそのものを無効にする必要はありません。

対応カードならエクスプレスモードも使える

台北MRTはApple Payのエクスプレスモードにも対応しています。対応カードを設定すると、利用時に端末のロック解除やFace IDなどの認証をせずにタッチできます。

設定は、ウォレットでカードを選び、「…」からカードの詳細を開き、エクスプレスカードの設定を確認します。表示や設定可否はカード・端末・OSによって異なるため、設定できない場合は通常のApple Payで利用してください。

出典:Apple・エクスプレスモードの使い方/台北捷運・対応決済の案内

料金はいくら?動画では30台湾元の乗車が160円に

クレジットカードのタッチ決済は、通常の片道運賃で計算されます。日本円の請求額は、カード会社が適用する換算レートや海外利用に伴う手数料などによって変わります。

動画で紹介した私の利用例では、運賃30台湾元に対し、日本円の請求額は160円でした。ただし、これはそのときのカード・利用条件での一例です。「30元なら必ず160円」「タッチ決済の手数料は一律○円」という意味ではありません。

動画内で用いた参考レートとの円差を、そのまますべて手数料とみなすこともできません。例えばJCBは、原則として利用日ではなく、売上データの処理時点の換算レートを使うと案内しています。ご自身のカードの海外利用条件を確認しましょう。

また、台北MRTでは同じカードの当日分の乗車運賃をまとめて請求する仕組みがあります。利用明細が1乗車ごとに分かれていなくても、まずは同日の乗車分と照らし合わせてみてください。ポイントやマイルの対象になるかも、カード会社の規定によって異なります。

出典:JCB・海外利用の換算レート/台北捷運・カード利用時の請求案内

悠遊カードはもう不要?旅の移動手段で使い分けよう

タッチ決済が便利になっても、悠遊カードが不要になったわけではありません。判断のポイントは、MRT以外に何に乗るかです。

旅の予定 考えやすい使い分け
短期旅行で、移動は主に台北MRT 対応クレカのタッチ決済が手軽。カード購入や事前チャージを省ける。
バスや台鉄なども利用する 悠遊カードもあると便利。交通機関・列車ごとの利用条件は確認する。
長期滞在や、翌月以降も台湾へ行く予定がある 悠遊カードの常客優惠なども比較。乗車回数と受け取り条件で判断する。
台湾旅行で使う悠遊カードを手に持った様子
バスや買い物にも使うなら、悠遊カードを持っておく選択肢もあります。

標準的な悠遊カードはカード代100台湾元で、利用残高は別です。デザインなどによって販売価格は異なります。対応するバス・台鉄のサービスや店舗でも使えますが、すべての列車・店舗に対応するわけではありません。

出典:悠遊カード・通常カードの案内/悠遊カード・利用可能範囲

常客優惠は、その場で運賃が安くなる制度ではない

台北MRTの「常客優惠」は、対象となるICカードなどの月間乗車回数に応じて還元される制度です。2026年の案内では月11回以上が対象となり、11〜20回は5%、21〜40回は10%、41回以上は15%の還元です。クレジットカードと、それを登録したモバイル決済は対象外です。

悠遊カードの場合、還元は翌月以降に同じカードで改札を利用すると受け取る仕組みで、受け取り期限もあります。「旅行中に11回乗れば、その場で5%引き」ではありません。短期旅行なら、乗車回数だけでなく次回も同じカードを使う予定があるかまで考えておきましょう。

クレカ決済にはバスとの乗り継ぎ割引もありません。私はバスや台鉄も使うので、悠遊カードを持ちつつ、場面に応じてタッチ決済も使う形が合っていると感じました。

出典:台北捷運・常客優惠の回数、還元率、受け取り条件/クレジットカード利用時の割引対象外の案内

桃園空港MRTでも使える?台北MRTとは別に確認を

桃園空港と台北方面を結ぶ桃園空港MRTでも、対応カードのタッチ決済やスマホ決済を利用できます。ただし、台北MRTとは別の運営会社なので、対応ブランドや改札の案内をそのまま同じだと思わないようにしましょう。

桃園空港MRTの紫色の改札で信用卡感應と書かれた部分にiPhoneをかざす様子
桃園空港MRTの撮影場面。黄色いIC部分ではなく、下の「信用卡感應」の位置にタッチしています。

公式FAQではVisa・Mastercard・JCB・UnionPayの対応カードが案内されています。クレジットカード対応の専用改札を選び、入場と退場で同じカード、または同じ端末・決済サービス・登録カードを使います。利用前に改札のブランド表示を確認してください。

出典:桃園捷運・クレジットカードとモバイル決済のFAQ

よくある質問・困ったときの対処

デビットカードやWise・Revolutでも乗れますか?

台北MRTは対応するデビットカードも対象としています。ただし、この記事ではWise・Revolutを含む個別の商品について、実際の利用確認まではしていません。ブランドの対応だけで判断せず、発行会社の案内と海外・タッチ決済の設定を確認してください。

タッチしても反応しないときは?

まず「信用卡」の読み取り部分か、カードやウォレットの準備ができているかを確認しましょう。入場後に困った場合は別のカードで無理に出ようとせず、駅の案内窓口に相談してください。カード側の利用制限が原因の場合は発行会社への確認が必要です。

入場後にスマホの電池が切れたら?

駅の案内窓口へ相談し、係員の案内に従って精算してください。スマホと実物のカードは同じものとして扱われるとは限りません。移動中に困らないよう、充電残量にも余裕を持たせておきましょう。

出典:台北捷運・カード利用時の注意事項/モバイル決済・トラブル時の案内

実際の動きは動画でチェック

カードをかざす位置や改札を通る流れは、動画でも確認できます。出発前に一度見ておくと、現地でのイメージがつかみやすくなります。

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まとめ|「同じカードで、信用卡にタッチ」と覚えよう

台北MRTを中心に移動するなら、日本の対応クレジットカードやApple Payは、チャージなしで使える便利な選択肢です。

  • 出発前に、カードのタッチ決済対応と海外利用設定を確認する。
  • 改札では「信用卡」の表示を探す。
  • 入るときも出るときも、同じカード・同じ端末でタッチする。

バスや台鉄も使う旅なら、悠遊カードとの併用も便利です。自分の旅程に合った方法を用意して、台湾での移動を気軽に楽しんでください。

改札の形状や表示は、駅・設置機器によって異なる場合があります。

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